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ノルたちとゴロゴロ

ノルウェージャン4匹とミックス1匹のネコブログ

現在のトゥポル〈重度の漏斗胸だった子猫が18歳になりました〉

現在18歳と6ヶ月のトゥポル、慢性腎不全ではありますが元気です。
今から18年前、重度の漏斗胸の治療を終えたとき、A先生に『普通のネコとして生きていけます。』とうれしい言葉をもらえたのですが、それは本当でした。
A先生、18年前トゥポルを治療してくださってどうもありがとうございました。
今でも感謝しております。

ところで、このブログを始めたときは、1日中ごろごろと家にいることが出来た頃でした。


それから徐々に漫画以外の仕事が増え、家に帰ると疲れて寝るだけの毎日になり、ブログの開き方さえ忘れてしまい、今日に至りました。


ブログのコメントをくださった方、お返事出来ずにごめんなさい。
メールでやり取りしていた方も、途中で連絡が出来なくなり申し訳ありません。


ブログを休んでずいぶんときが経ったので、今のうちにトゥポルの近況を書いておこうと思います。


トゥポルは年取ってから、自分の気持ちを伝えたいときの声のバリエーションが増えました。

音程・声の大きさ・発音を変えて話してきます。
鳴くのは、かまって欲しいとき、文句があるときなど色々で、ときには1匹と1人~2人で言い合ったり、仲良く会話したりしています。
昔は「ン」とか「ン~」や、「ン・ア~ン♪」ぐらいしか鳴かなかったのになと不思議に思うのですが、どこかでネコは年取ると口数が増えると書いてあったのを読んだので、ネコあるあるかもしれませんね。


甘噛みもバリエーションが増えました。

今まではちょっぴり噛んでひねる(痛いです)だけだったのが、トウモロコシを食べるときのように、いったん噛んだあと、素早く横に牙をずらしつつ、噛んでいったりします。
また、ちょっぴり噛んで引っ張るとか、2回ほど舐めたあと、噛む。噛んだらまた2・3回舐めるというのを繰り返したりすることも。


歯形がしばらく腕に残るほど、強めに噛むので少しは痛いけど、噛まれるとちょっとうれしくてニヤニヤしてしまいます。


18歳のシニアになっても子猫のときと変わらず、楽しい性格をしています。
添付画像は全て、今日のトゥポルです♪


ここから先は漫画の宣伝です。

☆トゥポルのその後の漫画を、ショートストーリーに描きました。
題名は『トゥポルという猫』

『別冊家庭サスペンス11月号』(9/21発売)に掲載予定です。
『別冊家庭サスペンス』の読者ページには、うちのネコたちの4コマ漫画『7匹のニャンたち』も載っています。


☆その昔、わんぱっくコミックで掲載していた『ヤマブキ』の1巻目が、電子書籍になりました。
興味がありましたら、ご覧になっていただけるととてもうれしいです。
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猫のトゥポルの誕生日

旧ブログの〈ノルとゴロゴロ〉にも書きましたが、
今日がトゥポルの12歳の誕生日です。

重度の漏斗胸の治療が無事に終わった時、
主治医のA先生は『普通の猫と同じように生きていける』とお話してくれたのですが、本当にそうでした。

12歳になったトゥポルは今も元気によく遊ぶし、機嫌がいいと「ア♪」とか「ンンン♪」とか話しかけてきます。
ブログを書いている今も、しきりに話しかけてきています。

こんな猫と暮らしたいと思っていた理想の猫トゥポル。
個性豊かで面白く、明るいトゥポルが生きていてくれて本当に良かったです。

今のトゥポルで気になるのは、軟便なこと。
歳と共にお腹が弱くなってきているのです。

そこで今日は誕生日にあわせて、S先生の動物病院に行くことにしました。

S先生は、トゥポルの命を救ってくれたA先生の病院に当時 勤務されていた先生で、
10年ぐらい前、ラッキーなことに偶然近所に動物病院を開業されたのです。

S先生の配合されたお腹の薬(整腸剤)は絶妙ですごくよく効くので、
チビの時からなにかとお世話になっています。

準備をしてさあ病院に行こうと思ったら、
トゥポルが見当たりません。

トゥポルは子猫の頃、動物病院に行くのに全然抵抗がなかったのですが、
大人猫になったら怖がるようになり
病院に連れて行かれると思うと隠れてしまうのです。

今回隠れていたのは、ロフトの隅でした。
引っ張り出して、キャリーバッグに入れて病院へ出発。
道中、キャリーバッグをのぞくとかすかに震えていました。
震えなくても大丈夫だよ~。

キャリーバッグb

画像は、緊張している時のトゥポルです。

キャリーバッグd



病院の待合室で順番待ちしていたら、トゥポルの小さな甘い声。

キャリーバッグc


家では聞くことのできない甘い甘い鳴き声に思わず、
この声が聞けるのなら、また病院に連れてきたいと思ってしまったのでした。
たぶんトゥポルの願いとは正反対の考え。
ごめんよトゥポル、鳴き損だね。

キャリーバッグa


S先生は、トゥポルの12歳のお祝いの言葉をくださいました。
ありがとうございます。

そして、12歳には見えないと言っていただけて、ニッコリの私。
実年齢より若く見られてうれしいのって、人間だけではないんですね。

体重は、前々回と前回よりも少し増えていたので、それもうれしかったです。

便の状態は先生が思っていたほど酷くはなく、まあまあで、便検査も寄生虫などの問題もなく、
簡単な身体検査も異常なしで、うれしいトゥポルの誕生日となりました。

この調子で、これからもますます元気に長生きしてほしいトゥポルです。


トゥポルの子猫時代に
重度の漏斗胸を治療した時の様子や、
我が家の猫たちのことが描かれている単行本がこちら
【難病仔猫トゥポル】です。

編集さんのおかげで単行本になりました。ありがとうございます。
ぶんか社さまから発売中。


難病仔猫 トゥポル


興味を持ってくださった方、
ご覧になっていただけましたらとてもうれしいです。





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